▼「トップ対談」のゲストは、在大阪英国総領事のキャロリン・デービッドソン氏です。古くから続く「緊密な日英関係」や英国が進める「グリーン産業革命」、「新しい働き方」などについて鵜川頭取と意見交換していただきました。
　総領事は、4ヵ月毎に総領事夫妻が大使と育児を交代で務めるという、「世界初のジョブシェア大使」という働き方を考え出し、実践されました。
　鵜川頭取は、「人手不足解消には、各人の生活に合わせてわずかな空き時間も労働にマッチさせる工夫が有効だ」と指摘されました。

▼1月に開催した「ＴＯＹＲＯ新春セミナー」の講演録を掲載しています。講師の木内登英氏は、日本銀行の政策修正について「2％の物価目標は、すぐには達成できないが、金融緩和を続けながら微修正する」ことがいちばん望ましいのではないかと指摘されました。

▼「高論卓説」では、元陸上自衛隊陸将の反怖謙一先生に、「思考の三原則」と題した論考をご寄稿いただきました。三原則の1つ「根本的に考える」には、「原理原則」に従うことが重要であり、原理原則を学ぶ拠り所となる「古典」の中から、心に響く一句を深く読み込んで自分のものにすることを勧めておられます。

▼「わが町歴史点描」は、4月に市制70周年を迎える宝塚市です。寺内町として発展した交通の要衝「小浜」、全国に苗木を出荷し「接ぎ木技法」の発明者を排出した「山本地区」をはじめ、70周年記念事業についても紹介しています。

▼「加護野教授の経営ゼミナール」は、休載させていただきました。