2025年11月5日（水）開催

　大阪発祥の伝統芸能「文楽」について、文楽略年表を見ながら代表的な作家、その作品の見どころなどを中心に分かりやすくお話しいただきました。特に近松門左衛門が残した有名な作品『曽根崎心中』については、その時代背景とともに、時にユーモアを交えながら楽しく教えていただきました。さらに近松が、同年代の竹本義太夫、豊竹若太夫らと一緒に切磋琢磨し合い、文楽を盛り上げてきた時代についてもお話を聞くことができました。
　「国立文楽劇場で、生で作品を見てみたい」と言われた参加者もいらっしゃるなど、「文楽」を楽しく学べるセミナーとなりました。